隣の芝生は青く見える
「隣の芝生は青く見える」
個々人の情報発信が活発な現代だからこそ、あらためて意識する言葉。
TwitterやらyoutubeやらInstagram、ましてやネットニュースやまとめサイトなど、
有名・無名問わず様々な発信が行われている。
こういった発信の多くは、いうなれば自慢に近いものが多いため、
憧れるし、うらやましく思うし、自分もそうなりたいと思わされてしまう。
でもちょっと待ってほしい。
本当にその一面だけ見て、それが自分にとって心地いいものだと言えるのだろうか?
本当にそれがじぶんのやりたいことなのだろうか?
隣の芝生は青く見えるものなのだ。
実際にやってみたら「思ってたのと違う」となってしまうかもしれない。
本当は自分がやりたいことではなかったのかもしれない。
多くの情報が簡単に手に入るようになったのはそれはそれでいいのだけれど、
今度は逆に情報が入りすぎるという問題もある。
どんなに情報を手に入れても時間は有限である。これは大きく変わることはまずないだろう。
そう考えると、そんな時間を青く見えるだけの隣の芝生に費やすのはいささかもったいない気もする。
結局のところ自分が思い描き、自分が納得できる時間をどれだけ過ごせるかっていうのが人生で大切なことだと考えると、
情報をバンバン手に入れるのもいいけど、自分の思考を整理するためにもう少し時間を費やしてもいいのかもしれないなと思った。
外からの情報もいいけど、内側からの今まで意識してなかった情報に触れるのもいいのかもしれない。。。